8月後半の雷雨の翌朝に1年半前に購入した、SR-B30Aの電源が入らないことに気がついた。
前日まで正常に動作していたかは定かでは無いが、全く通電しない状態になったことは間違いない、前日の落雷によるサージが原因の可能性もあるが症状からは電源ユニットの故障と思われる。
メーカー修理も考えたが予測修理費用は2万程度なので自力での修理を選んだ。
まずは分解して基板を確認すると、大きく電源基板と制御基板、操作パネル基板と表示基板の4構成の様である。
①電源基板のヒューズ導通確認をすると断線が確認された。おそらくこのヒューズ以降の回路で故障がありヒューズが飛んだと思われる。
②整流ダイオードの導通確認は正常。
③スイッチングトランジスタの導通確認、抵抗値0でおそらくトランジスタの故障と思われる。ハンダ吸い取り器を使用し故障部品を外してさらにテスタで不良を確認。
④まずは部品手配、ヒューズはamazonで同等品があったので発注。
⑤トランジスタ 16N65M2はネットで検索して発注しやすいデジキーで発注。
⑥部品が入荷したのでまずはヒューズを取り付けて、電源基板だけ通電し整流できているか確認、これは正常。
⑦次にトランジスタを取り付けて動作確認。無負荷ではDC電源出力しないが、正常動作していそうなので組立。
⑧最後に動作確認、電源ボタンONで無事に通電、動作確認OKとなりました。
⑨部品代合わせて約4000円で修理できました。
今回、修理したSR-B30Aは結構気に入っており、買い換えとなっても上位機種は高すぎる、でも同じものは買いたくないし、まあ修理ができてほんとに良かったです。今回は写真なども撮影していませんでしたが、次回何か修理するときは資料用に撮影したいと思います。
コメントを残す